現在小学3年生のうちの娘は年中の時に幼児ポピー を始めてもう5年目に突入しました。現在は小学ポピー にステップアップし、今でも継続してやっています。(下の年中の息子も去年ポピーを開始しました。)
※2024年、6年生になったポピーでの学習の様子はこちらです。
この間「明日テストだからポピーで勉強しよ!」なんて言っていた時は、この間まで赤ちゃんだったのにすっかり大きくなって、、、(涙)となんだか感慨深い気持ちになったりもしましたよ。。
ということで、今回は我が家で大変お世話になっている「ポピー」についてご紹介したいと思います。
他にもZ会、進研ゼミ(こどもちゃれんじ)、ドラゼミなどいろいろ検討しましたが、結局ずっとポピーを続けています。家庭学習教材を検討されている方はぜひ選択肢の一つとして参考にして読んでいただけると嬉しいです。
家庭学習教材「ポピー(POPY)」とは?
全家研(全日本家庭教育研究会)というところが発行し、株式会社新学社が販売する家庭学習教材で、毎月1回自宅に学習教材が送られてきます。ちなみに小学3年生7月号はこんな感じ。夏休み前ということもあっていつもよりもりだくさんです。
ポピーの特徴は?ほかの教材と何が違うの?
年中からポピーを始めて、他の教材と違うと感じるところは以下の点です。
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紙/冊子の教材がメイン
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添削サービスはない
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料金が安い
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教科書に沿った内容
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授業内容をポピーで復習が基本
- 教育相談サービスが受けれる
紙と鉛筆でワークを解くのが基本
スマイルゼミ とかはタブレット教育で有名ですが、そういったものとは真逆で、すべて基本は紙と鉛筆でワークを解いていく方式です。
電池が必要となるようなおもちゃ(スタディトイ)のようなもの、DVDは一切付きません。毎月ではありませんが、たまに工作やワークで使うちょっとした付録が付くことがありますが、紙から組み立てたりするものが多いです。
実はスマイルゼミなどのタブレット教材とどっちがよいのか悩んだ時期もありました。ただ、うちの場合はタブレット教材にしないで正解でした。
何故かというと、夏休みや放課後など学童にお世話になることが多い我が家。うちの学童保育ではタブレットや電池で動くおもちゃ(スタディトイも含む)の持ち込みが禁止なのです。
もしタブレット教材にしていたら学童で全く勉強できなかったということになります。スマイルゼミだった学童のお友達は別途教材を用意したり、うちの子のポピーを解かせて!とやってきていたそうです。。(え?)
赤ペン先生のような添削サービスはない
こどもちゃれんじやZ会では、すべてではありませんが、課題の一部を送って添削してもらうサービスがあったりしますがポピーにはありません。
一見、添削サービスは魅力的に感じますが、それは私はそれほど必要ないかなと思っています。何故ならそれは親がやればいいからです。というかむしろ添削はすべて親がやるべきことと思っています。
これはポピーの理念とも一致していますし、私自身、親子のコミュニケーションにもなるし、娘の苦手な個所を早期に把握できたので、親が添削をし続けてきて本当に良かったと思っています。
我が家では何回間違えたのか一目でわかるよう、
1回目・・・赤
2回目・・・青
3回目・・・緑
でペンの色を分けていて、丸付けし終わったら間違っているページには付箋を付けて娘の机に戻し、すべて丸になるまで繰り返します。一人では分からなそうなところがあったら直接教えたり、赤ペン先生のようにヒントやイラストを記入したりしています。付箋があると、すでに丸付けし終わったページでも探しやすくなるのでお勧めです。
ただ、幼児や低学年のうちは親が添削しますが、高学年になってくると自分で○付けをしたいようで、最近はたまにしか添削をやらせてくれなくなりました。。少し寂しいですが、これも親離れだと思うことにします。
また、添削サービスを運営する側は人件費がかかっているので、その分教材に上乗せされています。子供が小学生の時は一番お金がかからない時期なので、お金のため時!といわれています。たかが数百円、数千円ですが、こういった小さな積み重ねが大事だと思っています。
娘は現在、他の習い事としてピアノと英語をやっていて、年間にするとそこそこかかります。下の子供もそろそろ何か習い事を、、、とも考えているので、同じように学習習慣がついて、学習効果もあるなら少しでも安い方がよい!と思っています。
教科書に沿った内容で「自ら学ぶ力」と「学習習慣」をつける
Z会は完全オリジナル教材ということで有名ですが、ポピーは「自ら学ぶ力」と「学習習慣」を付けることが目的で、内容はほぼ100%教科書に沿った内容となっています。
学校での授業が進んだら、該当箇所をポピーを使って復習し、定着させるという流れになります。予習ではなく、授業に沿った「復習」が第一なのです。ベストは学校で習ったことを、その日のうちに家庭で復習することだそうです。「その日のうちに復習」というのはできてないことも多いですが、、、一応頑張ってすべての教材はこなしています。
ポピーと学校の教科書をこうして横に並べてみると、教科書と同じ内容になっているのが分かりますね。
教科書以外のことは勉強できないの?
でも、親としては教科書の内容も大事だけど、ちょっとそれだけじゃ心配になりますよね。私もそうでした。。ではポピーでは教科書以外のことは勉強できないのでしょうか?
いいえ!ポピーは基本的にはワークは教科書に沿った内容ですが、プラスαになるような問題や付録も数多くあるんですよ~。
例えば、ワークだったら教科書の内容に加えて、以下のように教科書以外のステップアップした問題が毎月ワークの最後に出てきます。
例えば、国語と算数だったらこんな感じ。
▼国語は教科書以外の初めて読む文章を自分の力で読み解く問題が出ます。
▼算数は教科書で習った内容を応用して解く少し難しめの問題が出ています。
あとは毎月、少し独特な物語のチョイスの時もありますが、「こころの文庫」という本がついていたり、あとは、何といってもうちの子が大好きな子供向け情報誌の「ぴかり!」。娘もブログにポピーを紹介するよって言ったら「ぴかりは面白いから絶対に紹介しておいて!」と念を押されました(笑)
「ぴかり」は観察、工作、科学実験、まんが、脳にそトレーニングなどなど盛りだくさんな内容で、毎月この雑誌を見た娘は「これ作ってみたい!」「これやりたい!」とすごい探求心です。この本を見て本当にそうなるのか?と実験や料理に付き合わされることもしばしば・・・。私も忘れかけていた子供のころを探求心を呼び起こされます。
ほかにも毎月ではありませんが、「算数・数学思考力検定」問題を参考に作成した「算数マスターズ」、国語の理解力・思考力・表現力が付く「作文・表現ワーク」など長期休み前には少し多めにワークが届いたりします。
ポピーの料金は?ほかの教材との比較
ポピーには付録やDVD、添削サービスがないので、料金は他社に比べると安め。具体的な料金以下ですが、幼児ポピーはなんと月額980円という安さです。
→追記:2024年3月時点で月額1,500円となっています。
また、気に掛けるポイントとしては学年が上がるにつれ料金も上がるということ。途中で切り替えるのば正直面倒だと思うし、ポピーなら中学生になった場合でもお金の負担が少なく、問題なく続けられそうだと思ってます。
2024年3月時点での価格
この記事を書いたのが2020年ですが、この4年間で全社1.2~1.5倍ほど値上がりしています。
種類 | 学年 | ポピー |
こどもちゃれんじ |
Z会 | スマイルゼミ |
---|---|---|---|---|---|
幼児 | 2・3歳 | 1,500 | 2,990 | - | - |
年少 | 1,500 | 2,990 | 2,900 | - | |
年中 | 1,500 | 3,290 | 3,100 | - | |
年長 | 1,500 | 3,290 | 3,500 | - | |
小学生 | 小学1年生 | 3,300 | 4,020 | 4,620 | 4,268 |
小学2年生 | 3,600 | 4,320 | 5,060 | 4,510 | |
小学3年生 | 4,100 | 5,320 | 6,160 | 5,170 | |
小学4年生 | 4,300 | 5,590 | 7,260 | 5,830 | |
小学5年生 | 4,700 | 6,710 | 9,790 | 6,710 | |
小学6年生 | 5,000 | 7,150 | 10,065 | 7,260 | |
中学生 | 中学1年生 | 5,500 | 7,480 | 11,600 | 8,580 |
中学2年生 | 5,700 | 7,680 | 10,900 | 9,680 | |
中学3年生 | 5,900 | 8,220 | 13,800 | 10,780 |
※各教材でいろいろなコースがありますが、タブレットは使わない、標準的な公立学校のスタンダードコースで毎月払いの4or5教科、として計算しました。
ポピーは他のサービスに比べてダントツに安いですが、タブレットコースや特進コースみたいな特別なコースもありません。昔ながらの教材っていう印象です。
しかし、3~6年生は、別冊で「ハイレベルワーク」国語・算数 各1200円(税抜) というものがあります。こちらは別途購入必要がありますが、中学受験の予定があったり、通常のポピーでは物足りない、+αのことをさせたいといった場合は合わせて購入しておいても良いかなと思います。
もしタブレットを積極的に取り入れたいという場合にはポピーは向かないでしょう。今のところ我が家は紙ベースが合ってるのでそのままポピーを続ける予定です。
▼実際の成績はどんな感じ?
成績まだ数字での評価ではないため、娘がどれくらいの成績なのかよくわかりませんが、2年生の時はの通知表は全体で〇と◎が半々くらい。△はありませんでした。
3月のだいぶ下旬に生まれ、4月生まれの子とは丸1年近く差がある娘ですが、横浜市の学力調査もすべての項目が平均より上だったので、良いか悪いかでいうと今のところ良い部類に入るのでは、、、?と思っています。(親バカです★)
まぁ、まだ小学生ですし、分かりませんね。(私も小学3年生からぐっと成績が伸びた覚えがありますし。)
テストはさすがに毎回100点満点!というわけではありませんが、間違った箇所は単純ミスが多いので、基本的には授業内容はきちんと理解しているようです。
引き続きこちらのブログでポピーでの勉強の様子を紹介していきたいと思います。
もしこちらの記事でポピーにご興味を持たれた方がいましたらこちらから無料お試しセットが請求できますのでどうぞ↓。
よろしければ、こちらの記事もどうぞ。
最後までお読みいただきありがとうございました。