クリスチャンでもない我が家ですが、去年の4月から自宅から徒歩5分のキリスト教会付属の認可保育園の3歳児クラスに転園しました。
どの程度宗教色があるのか?実際に通ってみての感想をまとめてみたいと思います。
転園までの経緯
まず、我が家の長女は横浜保育室という0-2歳児までの園児しか受け入れがない保育園に通っていたため、3歳児に進級する際に必ず転園する必要がありました。
結婚式のときくらいしか教会に縁がない無宗教の我が家。
正直、現在通っているキリスト教会付属の認可園に転園希望を出すまで結構悩みました。
両実家が地方+夫が常に残業で帰宅が深夜のためお迎えは常に私担当。
また、二人目をそろそろ考えており、産前産後や赤ちゃんを抱えての送り迎えを考えると少しでも楽したい!ということで、自宅から徒歩5分のところにある認可保育園に転園出来たららすごく助かるなぁと思っていました。
ただ、ネックになっていたのはその園はキリスト教会付属の保育園だったこと。
夫も私も自分で判断できない幼い頃から特定の宗教を教えることに正直抵抗がありました。
。。。
通っていた横浜保育室の保育園の園長先生にキリスト教保育園についてのことを尋ねると、「昔に比べると宗教色は強く出さない園が多い」とのことだったので、結果的に利便性に負けてその園を第一希望で申請することに。
そして申請が通り、転園することになったのでした。
実際どれくらい宗教色があるのか?
園によって方針は違うと思いますが、長女が通っている園ではこんな感じです。
- 先生の半数ほどがクリスチャン(とのこと)
- 朝の会、給食の前、帰りの会、補食の前には必ずお祈り
- 朝の会では聖書の朗読、「主の祈り」の暗唱あり
- 月の歌が全部幼児向けの賛美歌
- 年に数回礼拝あり
- 年長さんは、ページェントの劇がある
- キリスト教のおたよりが月1で配布
- 日曜の午前中は礼拝する時間という位置づけのため、場所に関わらず保育園に関わる集まりはすべて禁止
- 運動会、保護者会など各種イベントの前では必ずお祈り
- 七夕のイベントはない
- クリスマス=イエス様の誕生日
- 貸し出し絵本コーナーは/1/3ほどがキリスト教に関わる絵本
- 年末に献金の依頼がある(出さなくてもOK)
結構宗教色出てると思いますが。。。
住めば都といいますが、10ヶ月経過した現在は当たり前のこととして受け入れられるように。
キリスト教かどうかよりも実際の保育内容のほうが大事だと思えるようになりました。
また、園の隣にある教会の施設・敷地も利用することが出来るので、むしろ逆によいのではないかと思えるようになりました。
教会の駐輪場は月~土曜まで保育園利用者に開放されており、送り迎えで利用している自転車を保育時間中はそのまま置いておくことが可能です。
ただでさえ土地確保が難しい首都圏。周りの園では自転車置きっぱなしOKなんていう園は他にありませんでした。
保育中も教会の中庭で遊んだり、保護者会では教会の施設を利用したり、入園式などの大勢が集まるイベントは教会で行ったりしています。
娘の反応
キリスト教会付属の認可保育園に通園し始めて10ヶ月経過しましたが、娘の変化は以下の通りです。
- たまに「主の祈り」を暗唱している
- 「神様」「お祈り」「聖書」という言葉がちらほら出てくる
- 幼児賛美歌を歌っている
まだ3歳ということもあって、毎朝聖書を読まれても分からないと思うのですが、じっと座って話を聞くという練習にはなっているのかな?と思います。
まとめ
認可保育園のため、クリスチャンの家庭だけが入園しているわけでもなく、おそらく我が家のように無宗教or仏教徒のご家庭がほとんどだと思います。
待機児童の問題があるので園の選り好みなんてしている場合ではないというのが本音ではないでしょうか?
ところどころにキリスト教の布教活動っぽいところはありますが、関心のないご家庭が多いのか皆さん適度に距離を置いていらっしゃるのかなぁという感じ。
保育内容自体は、園庭が狭い、外遊びが少ない、などいろいろ思うところはありますが、保育士さんもベテランさんから若い方まで満遍なくいて安心できる、教会の施設も利用できるなど、ほぼほぼ満足しています。
今お腹にいる二人目は、上の子と1年だけ通園時期が被るので同じ園に通わせることができればいいなぁとは思っています。