産休・育休中にもらえるお金は意外とたくさんあります。
比較的新しくできた制度もありますのでまとめてみたいと思います。
とうとう今週から産休に入りました~!
切迫早産で一ヶ月ほど仕事を休む羽目になってしまい、一時はどうなることかと思いましたが、自宅安静も解除になり最後の1週間だけ出社し、どたばたと引継ぎを終わらせて参りました。
さて、ほっとしたのもつかの間。心配になるのは産休・育休中の収入保障...。
現在私が勤めている会社で産休・育休を取るのは実は私が初めてで総務の方も手探り状態だったため、自分でもいろいろ調べてみました。
特に育休中は無給になると思っていたのですが、新しく出来た制度もあり意外と保障充実しているなぁと感じたので、まとめてみたいと思います!
産休・育休中に給付・免除されるお金
自力でまとめた、簡単にまとめてあるので厳密な内容ではありません。
条件や期間などの詳細は各機関のサイトをご確認ください。
間違っていたり、制度が変更になっている恐れもありなので。
種類 | 給付/免除される金額目安 | 給付/免除される期間 | 申請するタイミング | 申請書類 | 申請先 | |
---|---|---|---|---|---|---|
産休中 | 社会保険料の免除 ※H26年4月~ |
健康保険・厚生年金保険の全額 | 原則、産休「開始月」から「終了前月」まで | 産休開始後 | 産前産後休業取得者申出書 | 申出を受けた事業主が日本年金機構へ提出 |
出産育児一時金 | 42万円 | - | 出産後 | 多くの病院では直接支払制度が利用できるのでその場合は手続き不要。 | ||
出産手当金 | 給与の約3/2 | 出産前42日~出産後56日まで(会社を休んだ期間が対象) | 産休終了後 | 健康保険出産手当金支給申請書 ※↑協会けんぽの場合 |
ご自身の健康保険組合 | |
育休中 | 社会保険料の免除 | 健康保険・厚生年金保険の全額 | 原則、育休「開始月」から「終了前月」まで | 育休開始後 | 健康保険・厚生年金保険育児休業等取得者申出書 | 被保険者からの申出を受けた事業主が日本年金機構へ提出 |
育児休業給付金 | 給与の約3/2 | 育休中 | (初回)育児休業開始から2ヶ月後 ※以後2ヶ月おきに申請 |
賃金月額証明書 育児休業給付受給資格確認票 |
ハローワーク |
おまけ★切迫流産・切迫早産などで長期休んだ場合に給付されるお金
今回切迫早産で産休前に1ヶ月ほどお休みしたのですが、そういった場合にもお金がもらえます。
忘れずに申請しましょう!
給付/免除される金額目安 | 給付/免除される期間 | 申請するタイミング | 申請書類 | 申請先 | |
---|---|---|---|---|---|
傷病手当金 | 給与の約3/2 | 休んだ日の4日目~ | お休み終了後 | 健康保険傷病手当金支給申請書 ※↑協会けんぽの場合 |
ご自身の健康保険組合 |
住民税は免除されないので注意!
健康保険・年金などの社会保険は免除されるんですが、産休・育休中は住民税は免除されません。納付方法については会社と調整しましょう。
ちなみにうちの会社では、普通徴収にしてもらうことになりました。
自宅に振込用紙が送られてくるのでそれをコンビニなどから支払う方法です。
- 「特別徴収」・・・給与から天引き →いままで
- 「普通徴収」・・・自分で金融機関へ行き、市町村へ直接振り込む →産休・育休中